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【ゆるめ分析】「mimimi JIYUGAOKA」2026年10月9日開業

ゆるめ分析東京都

2026.10.07 2026:10:07:14:33:06

#ゆるめ分析

【ゆるめ分析】「mimimi JIYUGAOKA」2026年10月9日開業

東京・自由が丘に2026年10月9日(金)、新しい複合施設「mimimi JIYUGAOKA(ミミミ ジユウガオカ)」がオープンします。場所は、かつて「自由が丘スイーツフォレスト」があったラ・クール自由が丘。開業に先立ち行われた報道公開で新しい施設を見てきました。海外や地方取材が多いのですが、最近は東京でも案内があればなるべく出かけるようにしています。スイーツフォレスト時代にも取材したことがありますが、自由が丘駅で降りたのは本当に久しぶりでした。
「mimimi」って?
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「自由が丘スイーツフォレスト跡地に新施設」と聞くと、建物全体が大きくリニューアルしたように思うかもしれませんが、mimimiが入るのはラ・クール自由が丘の2階と3階、約940平方メートルです。施設は「味=レストラン」「見=アートギャラリー」「実=ファーム」の3エリア。「味・見・実」の読みを重ねたわけですね。飲食4店舗、アートギャラリー、ファームで構成されています。
正直にいうと、最初にリリースを読んだときは全容がなかなかつかめませんでした。洗練された雰囲気ではあるものの、言葉やビジュアルが先行して、一部の人には強く刺さりそうだけれど、かなり尖った施設かもしれない、とも感じていたのです。が、話を聞いてみると印象が変わりました。事業主体である岡田不動産の社長をはじめ、プロジェクトに関わる人たちが顔をそろえ、それぞれが自分の言葉で説明してくれたからです。
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岡田不動産は自由が丘で1964年に設立。2003年に自由が丘スイーツフォレストを開業。代表の岡田一弥さん(写真)は長く自由が丘の商店街活動や街づくりにも携わってきた人物です。新しい商業施設は、コンセプトやデザインへのこだわりが強くなりがちですが、今回の取材でmimimiでは「誰がこの場所をつくろうとしているのか」が見え、施設の輪郭がわかりやすくなりました。
3階の「AGRIKO FARM」に注目
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興味を持ったのが、3階の「AGRIKO FARM(アグリコファーム)」。「アクアポニックス」という農法を採用しています。魚の養殖と植物の水耕栽培を組み合わせた循環型の仕組みです...と言ってみましたが、私は今回初めてこの言葉を知りました。魚の排泄物を微生物が分解し、植物が栄養として吸収。植物によって浄化された水が再び魚の水槽へ戻るのだそう。ちなみに竹樋の下に魚(ホンモロコ)がたくさん泳いでいます。
AGRIKO FARMを運営する株式会社AGRIKOの代表取締役は、俳優としても活動する小林涼子さん。実際にお会いすると、シンプルな服装でも華やかさが際立つ方でした。それ以上に印象に残ったのは、質問に対して、自分の言葉で事業内容をきちんと説明してくれたことです。
AGRIKOではアクアポニックスに加え、農業と福祉を結びつける「農福連携」にも取り組んでいます。今回のファームで育てた野菜やハーブは、施設内のレストランでも使われる予定です。都市の商業施設の中で、農業をどう成立させていくのか。若い世代が新しい形で農業に関わっている点にも興味を持ちました。実際にこの場所でどのくらいレストランとの循環が生まれるのか。開業後も見てみたいところです。まあ単純に、ここで育ったものを食べてみたいという興味が大きいのですが...。
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アートギャラリーでは、アーティストの奥田雄太さんとも直接話をさせていただきました。川崎市の武蔵新城にアトリエを構えて活動していると聞き、個人的には一気に親近感がアップ。花束を思わせる鮮やかな作品は、眺めているだけでも元気をもらえます。開業時には奥田さんの作品を料理で表現する「Art to table」も展開されます。
食、アート、農業。と並べると、かなり欲張りな組み合わせ。でも、それぞれを担当する人たちと直接話すことで、「この場所で何をやりたいのか」が少しずつ見えてきました。やっぱり行ってみて初めてわかることが多いです。特に新規開業施設は。
スイーツフォレスト時代より、大人向け
飲食は4店舗。多国籍料理を楽しめる「guu table(グーテーブル)」、フォーや花鍋を提供する「HoaHoa(ホアホア)」、生パスタ専門店「LALA PASTA(ララ パスタ)」、そして江戸前鮨の「よはく」。全体的にかなり"映え"を意識したつくりです。普段使いしやすそうなパスタから鮨まであり、スイーツフォレスト時代に比べると、大人も楽しみやすい構成。友人や気の置けない人と食事をして、アートを眺めてゆっくり過ごすような使い方が似合いそう。美瑛駅前の人気カフェLALA CAFEの姉妹店がパスタ専門店として出てくるのが驚き。このあたりは改めて取材してみたいです。
自由が丘は回遊性が強み
話は飛びますが、2025年度の自由が丘駅の1日平均乗降人員は、東横線が88,187人、大井町線が52,807人。東横線では定期37,840人に対して定期外50,347人、大井町線でも定期18,514人に対して定期外34,293人と、いずれも定期外利用が定期利用を上回っています。最近は通勤定期を使わずに都度精算の会社もあるので断言はできませんが、通勤・通学だけではない来街者を呼び込む力を持つ駅であることに変わりはなさそうです。
大きな駅ビルを持たず、回遊性のある商業地として発展してきた自由が丘。mimimiが街に根づけば、自由が丘の魅力がより高まるかもしれません。これからどんな場所に育っていくのか、期待しています。

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